殺戮都市~バベル~
三笠のスマホに触れようとした俺は、慌ててポケットに手を入れた。
危ない危ない……こいつの事だから、触ったら何をされるかわからないぞ。
ポケットからスマホを取り出して、着信があったメッセージアプリを開くと……「三拓」という人物から送られた、何かのURL。
三拓がこいつなのはわかるけど、このURLは?
何の疑いもなくそれを開いてみると……。
『バベルに登録して強くなろう』
という文字と、円形の街の画像がそこにあったのだ。
「登録する」という文字が、チカチカと点滅している。
「……これ、ゲーム?殺せってこれで?」
何を馬鹿な事を言ってるんだと、ちょっと本気にした俺が馬鹿みたいじゃないか。
とりあえず……三笠が見ている前で登録すれば、こいつも納得するだろう。
ゲームアプリなら、人を招待すれば特典も貰えるし。
仕方ないと、「登録」に触れると次の画面。
『どの軍に所属しますか?』
何の説明もなく、所属って……クソゲー臭が半端ないな。
「あなたの友達がいるのは『南軍』です」と書かれていて、俺は少し考えた。
危ない危ない……こいつの事だから、触ったら何をされるかわからないぞ。
ポケットからスマホを取り出して、着信があったメッセージアプリを開くと……「三拓」という人物から送られた、何かのURL。
三拓がこいつなのはわかるけど、このURLは?
何の疑いもなくそれを開いてみると……。
『バベルに登録して強くなろう』
という文字と、円形の街の画像がそこにあったのだ。
「登録する」という文字が、チカチカと点滅している。
「……これ、ゲーム?殺せってこれで?」
何を馬鹿な事を言ってるんだと、ちょっと本気にした俺が馬鹿みたいじゃないか。
とりあえず……三笠が見ている前で登録すれば、こいつも納得するだろう。
ゲームアプリなら、人を招待すれば特典も貰えるし。
仕方ないと、「登録」に触れると次の画面。
『どの軍に所属しますか?』
何の説明もなく、所属って……クソゲー臭が半端ないな。
「あなたの友達がいるのは『南軍』です」と書かれていて、俺は少し考えた。