殺戮都市~バベル~
「恵梨香ちゃんはまあ、強いんだろうね。だけど、その物言いじゃ誰も仲間になってくれないと思うんだよね。強過ぎて、『死神』は倒すべき敵になってるんだよ」
「は、はぁ……」
呼ばれて戻って来てみれば、いきなりのダメ出しに首を傾げながら話を聞く。
里奈さんと話をしていて、こっちの話は全然わからないけど、恵梨香さんの口調がダメだって事はわかった。
で、それが俺と何の関係があるって言うんだ?
「雪子が、私達と共に塔を目指す事になった。だが、仲間はまだまだ足りていない。だったらする事は一つだろう?」
腕組みをして、ムスッとした表情で顔を横に向けた恵梨香さん。
まあ、仲間を探すって事だよな、これは。
それは良いんだけど、どうして恵梨香さんはこんなに不機嫌そうなんだろう。
「んでさ、私達はしばらくここに残って奈央ちゃんの面倒見るから、真治は恵梨香ちゃんと二人で、仲間になってくれそうなやつを探して来なよ」
はい?
仲間を探すのは良いけど、どうして俺と恵梨香さん二人なんだ。
「ちょっと待ってください。奈央さんがここにいると、西軍の人が集まって来るんじゃないんですか?それに……吹雪さんは?」
「は、はぁ……」
呼ばれて戻って来てみれば、いきなりのダメ出しに首を傾げながら話を聞く。
里奈さんと話をしていて、こっちの話は全然わからないけど、恵梨香さんの口調がダメだって事はわかった。
で、それが俺と何の関係があるって言うんだ?
「雪子が、私達と共に塔を目指す事になった。だが、仲間はまだまだ足りていない。だったらする事は一つだろう?」
腕組みをして、ムスッとした表情で顔を横に向けた恵梨香さん。
まあ、仲間を探すって事だよな、これは。
それは良いんだけど、どうして恵梨香さんはこんなに不機嫌そうなんだろう。
「んでさ、私達はしばらくここに残って奈央ちゃんの面倒見るから、真治は恵梨香ちゃんと二人で、仲間になってくれそうなやつを探して来なよ」
はい?
仲間を探すのは良いけど、どうして俺と恵梨香さん二人なんだ。
「ちょっと待ってください。奈央さんがここにいると、西軍の人が集まって来るんじゃないんですか?それに……吹雪さんは?」