殺戮都市~バベル~
またもや姿を見せる、狩野の白いパンツ。
黒井の挑発に乗せられて、やらなくてもいい事をやる狩野を見て……何だか申し訳ない気分になる。
「……こりゃどうも。良い物を見せてもらって」
挑発した本人も、何だか申し訳なさそうにしている。
この小さな駆け引きは引き分けって所か。
「な、何やってんの明ちゃん!パンツなんて見せてどうするの!」
美優から、当然の指摘が飛ぶ。
助けてもらった時から感じてたけど……この子は天然なのかな。
「ま、まあ……もう少し時間はあるから。次の攻撃で終わらせるわ」
「大した自信だねえ。じゃあ俺も次で終わらせようかな!」
冷たく、指すような視線を向けて日本刀を構えた狩野と、熱く、煮えたぎるような視線を向けてランスを構えた黒井。
どちらも絶対の自信を持っているように見える。
そして……。
黒井が最初に動いた!
どうしても直線的になってしまうランスの攻撃を読まれないように、この狭い路地に面した壁を蹴り、ジグザグに飛んで接近する!
予想外の動きに一瞬反応が遅れたが、狩野がひと呼吸。
そして振り上げた日本刀が、迫る黒井に振り下ろされた!
黒井の挑発に乗せられて、やらなくてもいい事をやる狩野を見て……何だか申し訳ない気分になる。
「……こりゃどうも。良い物を見せてもらって」
挑発した本人も、何だか申し訳なさそうにしている。
この小さな駆け引きは引き分けって所か。
「な、何やってんの明ちゃん!パンツなんて見せてどうするの!」
美優から、当然の指摘が飛ぶ。
助けてもらった時から感じてたけど……この子は天然なのかな。
「ま、まあ……もう少し時間はあるから。次の攻撃で終わらせるわ」
「大した自信だねえ。じゃあ俺も次で終わらせようかな!」
冷たく、指すような視線を向けて日本刀を構えた狩野と、熱く、煮えたぎるような視線を向けてランスを構えた黒井。
どちらも絶対の自信を持っているように見える。
そして……。
黒井が最初に動いた!
どうしても直線的になってしまうランスの攻撃を読まれないように、この狭い路地に面した壁を蹴り、ジグザグに飛んで接近する!
予想外の動きに一瞬反応が遅れたが、狩野がひと呼吸。
そして振り上げた日本刀が、迫る黒井に振り下ろされた!