殺戮都市~バベル~
「だが、やつらも想像しなかった事態が発生した。これは我々にとっても危険な事に変わりはないが、最大のチャンスと言えよう」
「……ルークとかいう化け物か。確かにありゃあ、まともに戦っても勝ち目はないぜ」
ナイトとは真逆で、頭部以外が重厚な鎧で覆われていて、どこを攻撃しても倒せそうにない。
完全に狙うは頭部だけになるけど……あの高さの敵の頭部を、どうやって攻撃すれば良いんだよ。
「ルークは北軍に来ましたからね。あの巨大な化け物が歩くだけでも、かなりパニックになるでしょうし……騒ぎが収まる前に一気に攻めるという考えになっちゃうんですけど。ダメ……ですよね?」
もっとしっかり作戦を立てて行かなきゃならない事はわかっているけど、どうしてもこのルークの存在を利用したい。
北軍の連中が、ルークの対策をしようと頭を悩ませている間に崩せれば……という、俺なりの作戦ではあるけど。
「うむ、それしかないな。北軍の強固な防衛を打ち破るには、ルークを利用しない手はない」
「良いね良いね、そういう数的不利を覆す奇襲作戦は、俺は嫌いじゃねぇ。何より、勝たなきゃ意味がないからな。それで行くか!」
「……ルークとかいう化け物か。確かにありゃあ、まともに戦っても勝ち目はないぜ」
ナイトとは真逆で、頭部以外が重厚な鎧で覆われていて、どこを攻撃しても倒せそうにない。
完全に狙うは頭部だけになるけど……あの高さの敵の頭部を、どうやって攻撃すれば良いんだよ。
「ルークは北軍に来ましたからね。あの巨大な化け物が歩くだけでも、かなりパニックになるでしょうし……騒ぎが収まる前に一気に攻めるという考えになっちゃうんですけど。ダメ……ですよね?」
もっとしっかり作戦を立てて行かなきゃならない事はわかっているけど、どうしてもこのルークの存在を利用したい。
北軍の連中が、ルークの対策をしようと頭を悩ませている間に崩せれば……という、俺なりの作戦ではあるけど。
「うむ、それしかないな。北軍の強固な防衛を打ち破るには、ルークを利用しない手はない」
「良いね良いね、そういう数的不利を覆す奇襲作戦は、俺は嫌いじゃねぇ。何より、勝たなきゃ意味がないからな。それで行くか!」