お隣さんは意地悪センセイ!




「おい、光輝〜お前マジで高梨と付き合ってんの?」



「こんな手に負えそうにない女と付き合うなんてお前なかなかやるな〜尊敬するんですけど〜」



何を言いに来たかと思えば、あたしの悪口ですか。


そんなに変な女ですみませんでしたね!!!


拳をギュッと握りしめて睨みつけると男子たちはハハッと笑い出した。




「まぁ、顔だけは可愛いもんな〜俺は一回ぐらい寝るだけなら全然オッケーだけど?」



「ハハッ、わかるわ〜セフレなら大歓迎〜って感じだわ」



笑いながらそんな下品なこと言う男子たちに怒りではなく、悲しくなって俯いた。

何なの、何であんたらクソみたいな男にそんなこと……


隣にいた武田は怒りで噴火する5秒前で…


ダメだ!何かしら強い武田がキレたら血祭りだよ…!




「武田、あたしは大丈夫だから……」




「は?…俺が大丈夫じゃねぇよ」




武田を制したつもりが、そんな低い声が後ろから聞こえてきて……


あたしを庇うように、長瀬が前に立った。



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