お隣さんは意地悪センセイ!

▼先生のこと教えて下さい!







「おっはようございまーす!!!!」



いつもの朝。

小鳥のさえずりで目覚める朝。

おはようテレビを見て目覚める朝。

寝ぼけながらパンを頬張り目覚める朝。


だけど、今日からそんな日々にさよならさっ!




「朝っぱらからうるさい、近所迷惑。一々人の部屋の前で待つのやめてもらえる?」



かなり迷惑そうに不機嫌そうに櫻木先生は言う。

絶対、先生朝はピリピリしてるタイプの人だ。



「だってこうやって待ってないと櫻木先生と一緒に並んで登校できないじゃないですか!」



「……バラす気満々じゃねぇか」



先生はやはり早く家を出るので生徒とはあまり被らない。

ということは、あたしが櫻木先生に合わせて早く家を出ればいいんじゃないか!

という、結論についた。



そして、午前7時を回ったころ。

あたしはバッチリと仕度を終え先生の部屋の前に。



「先生は歩きで学校ですか?チャリンコですか?一輪車ですか?」



「……(面倒くさいのでガン無視)」



二人で廊下を歩き(先生が前)エレベーターに乗り込む。


うおおお、密室だ!密室!!




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