お隣さんは意地悪センセイ!
「用、用ならあります!!!あたしを男バスのマネージャーにしてください!!」
櫻木先生はあたしを一瞥してから興味なさげに奥へ入っていく。
そんな櫻木先生をあたしは慌てて追いかける。
「あ、あたしこう見えて小中とバスケ部だったんですよ!?お願いします!どんなこともします!だから……」
「……別に、いいよ」
櫻木先生は振り返ってフッと笑う。
え!?マジですか!?
「あ、ありがとうござ…」
「じゃあ、さっそく付いて来て」
「は、はいっ!!」
櫻木先生が付いて来て!言うなんて!
いつもなら近寄るなオーラ半端ないのに…
ジーンと、感動していると
付いた場所は……体育館ではなく
「えっ!?汚ったな!」
「アイツらすぐ散らかすから、ここ綺麗に掃除しといて」
先生に連れてこられた場所は部室だった。