彼の優しさ

「そっかぁ…」真依は聞いちゃいけない空気を察したみたい。

ー夕方ー

真依が帰って、夕飯を作り始めた。

鮭のクリーム煮。鮭の匂いがするのかアズサは鼻をひくひくさせてうろちょろしている。

「アズサ、ダメだよ。」でも、うろちょろはおさまらなくて仕方無く作業の合間にアズサのオモチャの一つにある転がすとおやつが出てくる物を転がしてアズサの興味をそっちにそらして料理を作り終えるとパッパと食べてお皿を洗って片付けた。
< 103 / 117 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop