彼の優しさ

家に案内して、取り合えず座ると、

「で、話って何?」と言うと

「俺たちは藍とやり直したいんだ。」何が?

「やり直して、どうするの?また、同じ事を繰り返すの?…繰り返してまたわたしを胃炎にさせるつもり?」沈黙した。

「気付かなかったわたしたちも悪いと思う…保険書の支払いで気付ける筈なのに見過ごしてしてまった。」

「だから、今は1ヶ月に一回でもいいからわたしたちの行動を見ていて」それを言うと時間が過ぎていて両親は家に帰った。

掃除をしながら、ボーッと考え事をしていた。

ご飯を食べ終わった後、テレビを着けて(そうしないと時間の感覚が無くなるから。)バレンタインの時に作ってハマったカルトナージュを作っていた。…アズサのオモチャ入れを作っていた。猫じゃらしとコロコロと転がすとおやつが出るやつなどを取りやすい物を探していたけど、いいやつが見つからなかったから《無いなら作ってしまえ》と今の状態になる。

お風呂が沸きました、と電子音声が聞こえたから作業を中断して片付けてからお風呂の準備をした。
< 99 / 117 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop