あまのじゃくな私が恋をした
腹黒男が堕ちていく 大也side

悠が買い出しのついでに見つけ、保護してきた水着姿の美雨と連れの女

……えみり

突然、俺の前に現れた女に俺の視線は妹より彼女に向いている。

ビキニ姿でうろつくなんて危ないだろうが……こんなにかわいい2人を飢えてる男が見ていることにも気づいていないのか⁈

それとも、確信犯なのか⁈

兄貴として一応説教すると

「子供じゃあるましどれだけ過保護なの⁈」

かわいい顔に似合わず、毒吐く女にムッとするも俺に楯突く女なんてはじめてで
驚いた。

海だから…水着姿なのは当たり前なのに
他の男達の視線が彼女を見ていると思うと許せない。

どうかしている。

男達からの魔の手から…説教じみた言い訳で引き離し俺の手の内へ。


妹の美雨の友達なのに……

白いビキニが透き通るように綺麗な肌と重なって見えてエロくて目のやり場に困る。

距離を置こうとするのに…手伝うと言いビキニ姿のまま近づく女。

仕方なくキャベツを渡すと切り始める。

見かけと違い意外と包丁を使える女に感心するのに胸まである髪をかきあげ胸を強調してすり寄ってくる。

「大也さん…次はなにしましょうか⁈」

この女も、そこら辺の女と変わらないのか⁈
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