3つの視線、1つの物語
コンフィーヌ
桃の木での出来事があってからは、ちゃんとノアを頼っている
ノアだったら近くに居ても怖くない
ノアだったら普通に会話が出来る
「ノア、お散歩がしたいの。着いて来てくれる?」
「はい、どこに行かれるんです?」
「桃の庭」
「わかりました」
この位の会話なら余裕で出来る
少しは克服出来てるのかな?
そんな事を思っていると、視野の隅でノアがレディナの所に歩いて行った
「レディナもおいで」
「にゃー」
…レディナも凄くノアに懐いてる
コンフィーヌ含めたダメな男の人には、爪で挨拶するのが普通のレディナ
そのレディナが今居るのは…
ノアの腕の中
「レディナって…ノアの抱っこ好きだよね」
「にゃー」
とても嬉しそうな返事…
ノアの抱っこってそんなに良いんだ…