3つの視線、1つの物語

尚も、二人の攻防は続く…


「お前じゃ姫様にダンスは教えられんだろ?出て行け」

「貴方じゃ、姫様に触れることすらできませんよ?どーやって指導するつもりです?ロリコンフィ…失礼、コンフィーヌ様?」

「ロリコンっ?!お前、口の利き方には気をつけたまえ!」


ノアの背後でコンフィーヌから守られてる
その状況に高鳴る鼓動

あぅ…ダメだ…
嬉しすぎてニヤけそう…

ふぅ…落ち着け…
一応、私は今ピンチなんだ

コンフィーヌからダンスを教わる=触られる
そんなの絶対に嫌だ


「…じゃぁさ」


どーしてもダンスの練習をしなきゃいけないなら…


「ノアがダンスの練習相手をして?」


それが一番でしょ?


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