3つの視線、1つの物語
ダンスホールに着く
そして、ダンス指導をするのは…ノア
「では、姫様…よろしくお願いします」
「うん…よろしくお願いします」
ノアに手を引かれてダンスホールの真ん中へ
「えっと…触りますね?」
確認をとりながら、ノアの手が私の背中に回る
ノアの手が触れた瞬間、私の体がビクッとなる
そのせいで、ノアの手が離れた
「ノア、大丈夫だよ。ちょっとビックリしただけだから」
「…無理はしないで下さいね?」
そう言うと、再びノアの手が背中に回った
…うん、もう大丈夫
そして、私の様子を伺いながらのダンスレッスンが始まった