3つの視線、1つの物語
コンフィーヌ様と別れて、再び王様の後を付いて歩く
「コンフィーヌ様は…お若そうに見えたんですが何歳なんですか?」
っと、何気なく聞くと
「37だ。今年で38だったはずだよ?若く見えるよね?」
若く見える…見え過ぎる…
コンフィーヌ様…凄い
「よし、ココだ。ココが、娘のメルンの部屋だ。では、ノアくんよろしくな」
王様は俺にそう言い残すと、俺を残してその場から離れて行った
あー…
男性恐怖症の姫様の部屋に、一人で乗り込まないといけないんだ
「ふぅ…よし」
一回深呼吸をして、姫様の部屋の前に立つ
そして、意を決して扉を叩いた