3つの視線、1つの物語

俺の言葉にコンフィーヌ様は苛立ちを見せる


「お前じゃ姫様にダンスは教えられんだろ?出て行け」


何言ってるの?


「貴方じゃ、姫様に触れることすらできませんよ?どーやって指導するつもりです?ロリコンフィ…失礼、コンフィーヌ様?」


正論をぶつける
ついでに、口が滑った


「ロリコンっ?!お前、口の利き方には気をつけたまえ!」


ロリコンの言葉に反応したコンフィーヌ様
ちょっとは自覚してたのかな?

しばらくコンフィーヌ様と静かに口論していると、俺の後ろに隠れていた姫様が言った


「…じゃぁさ」


俺の服をクイっと引っ張って俺を見る姫様

ん?


「ノアがダンスの練習相手をして?」


姫様の言葉にコンフィーヌ様がフリーズした



< 241 / 324 >

この作品をシェア

pagetop