3つの視線、1つの物語
俺の言葉にコンフィーヌ様は苛立ちを見せる
「お前じゃ姫様にダンスは教えられんだろ?出て行け」
何言ってるの?
「貴方じゃ、姫様に触れることすらできませんよ?どーやって指導するつもりです?ロリコンフィ…失礼、コンフィーヌ様?」
正論をぶつける
ついでに、口が滑った
「ロリコンっ?!お前、口の利き方には気をつけたまえ!」
ロリコンの言葉に反応したコンフィーヌ様
ちょっとは自覚してたのかな?
しばらくコンフィーヌ様と静かに口論していると、俺の後ろに隠れていた姫様が言った
「…じゃぁさ」
俺の服をクイっと引っ張って俺を見る姫様
ん?
「ノアがダンスの練習相手をして?」
姫様の言葉にコンフィーヌ様がフリーズした