3つの視線、1つの物語

舞踏会は無事終了
姫様を部屋まで送り届ける


「では、姫様。お休みなさいませ」

「うん、ノアありがとう」


っと、ココで思い出した


「あぁ、そうだ!言い忘れてました」

「ん?」


エトほど女の子慣れしてないから、言うタイミングを逃していた


「今日の姫様のドレス良くお似合いです。とても可愛らしいです」

「ぇ…」


姫様が真っ赤になった
ポカンとして可愛い


「お休みなさい」


固まってしまった姫様の代わりに、部屋の扉を閉めて退室した


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