3つの視線、1つの物語

「私は…ノアが一番だよ!!」


気付いたら叫んでた


「私は、ノアが大好きだよ!!」


そこまで叫んでた気づく
ノアがポカンと私を見ている事に…
そして、凄く恥ずかしい事をした事に…


「…ぁ、今のは…えっと…ひゃぁ?!」


恥ずかしいのを誤魔化そうとしたら、急にノアに腕を引かれて…ギュッと抱く締められた


「そーやって、真っ直ぐ俺を見てくれる。よそ見をしないで、俺を見てくれる人を求めてたんだ」


抱き締められ
耳元で囁くように言葉を紡ぐノア

その言葉からは敬語が消えている
それが、更に私をドキドキさせる

熱で溶けてしまいそうだ

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