3つの視線、1つの物語
ノア、着いて来て!
言葉は通じないなら行動で示す
ノアをチラチラ見ながら、黒猫さんの方に歩いていく
「何かあるの?」
私の意図を読み取ったノアは私の後に着いて来てくれた
「ノア!この子助けて!」
黒猫さんの所にたどり着きノアに訴える
「猫?!大変だ!」
ノアはすぐに黒猫の存在に気付いて、黒猫の状態確認をしてくれた
「外傷は…無いな。けど、軽い…餓死寸前って感じか…?とりあえず、部屋に連れて行こう」
ノアは黒猫を抱っこして歩き出した
私もその後に続いた