3つの視線、1つの物語
ノアさんはサラッと秘密を暴露して、その場を去って行った
「ふ、フラム…姫様…禁断じゃなかったんだね」
「うん、正当な婚約だったな…」
驚き過ぎて、その場を動けない私達
「ノアさん…王子だったなんて」
「俺たち…凄い秘密を暴露されちゃったよ」
ノアさんは、そのうち正体を皆に明かすと言っていた
そして、それまでは黙ってて欲しいと付け加えた
「私達…これからどーやってノアさんに接すればいいの?相手は王子よ?」
「バレない為には、いつも通りを心がけなきゃダメだろ…たとえ、相手が王子でも」
姫様の婚約者がノアさんだと知れた
しかし、その代償はデカかった…
end