3つの視線、1つの物語

そして、夜です
一番怖い時間です

しかし…


「姫様と添い寝が出来るなんて夢のようです!」


今、私の寝室にはラルがいる
可愛い寝間着を着て私と同じベットに居ます


「レディナちゃんの場所取ってごめんね?」

「にゃー」


いつもならレディナが寝る場所
私の横に今日はラルが寝ます


「さぁ、姫様!安心してお眠り下さい!外にはライラさんもフラムも居ます!鉄壁の守りです」

「ふふっ…ありがとう」


確かにこれじゃコンフィーヌは来れないね
ココは人が多過ぎるもん


「レディナは私とラルの間においで」

「にゃぁぉん」


私の呼びかけにレディナもベットに入った
そして、灯りを落として2人と1匹は布団に潜る


「おやすみ、ラル」

「はい、おやすみなさい姫様」


こうして、お父様とノアが居ない1日目は無事に終わった




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