3つの視線、1つの物語

側近コンフィーヌ


「ノア、お散歩がしたいの。着いて来てくれる?」

「はい、どこに行かれるんです?」

「桃の庭」

「わかりました」


あの後から、メルンはちゃんとノアを頼るようになった

ノア限定だけど…普通に会話も出来るようになったみたい

ただし、会話だけ
まだ、触れることは出来ない

でも、かなりの近距離まで近づけるようにはなったし…触れるようになるのも時間の問題かな?って思う


「レディナもおいで」

「にゃー」


ノアに呼ばれて、ノアの腕に抱かれる

ノアの抱っこは安定性抜群
ついでに、ノアはいつもお日様の匂いがするから快適空間だ

そんな私にメルンが一言…


「レディナって…ノアの抱っこ好きだよね」

「にゃー」


うん、超快適空間
ノアの抱っこ大好きにゃ

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