3つの視線、1つの物語

数々のお見合いでメルンは男性恐怖症になった
せっかくココまで回復したのに…


「お願いが…あるの」

「何ですか?」


メルンがノアにすがるような眼差しを向ける


「今日…」

「うわぁ?!」


メルンが何かを言いかけた時、ノアの悲鳴がソレを打ち消した

ってゆうか…ノアが…ずぶ濡れ


「きゃぁ!?の、ノア?!」


驚くメルン
私も驚く

急にノアの背後に大量の水が襲ったのだ

水が来た方に視線を向けると…


庭仕事用のホースを握ったコンフィーヌの姿が…


また…あいつか…

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