3つの視線、1つの物語

…カチャ


…ん?
なんか物音がする

目を開けると…扉が開いていた


?!!


慌てて起き上がると
ベットサイドに誰かがいた


コンフィーヌ!!


私はすぐにメルンとコンフィーヌの間に入って威嚇する


「フゥゥゥッ」


歯をむき出していつでも飛びかかれるようにする


「…邪魔だ、どけ」


静かに言ったコンフィーヌが腕を振った
そして、私は床に叩き落とされた

痛いっ
でも、メルンを守らなゃ!

立ち上がり、コンフィーヌに襲いかかる


「馬鹿猫、邪魔をするなっ」


再び床に叩きつけられる
そして、起き上がろうとした時…

コンフィーヌに蹴り飛ばされ部屋の外へ出されてしまった

そして、扉が閉まった
施錠される音がした


「ぃ…いっ、いやぁぁぁああ!」


部屋の中からメルンの悲鳴が聞こえた

早くっ、早く助けなきゃ!!!

私は走り出した




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