3つの視線、1つの物語
揺らぐ心
窓から差し込む日差しで目が覚める
ノアの膝の上で寝ていた私は欠伸をして、伸びをする
「…おはよ、レディナ」
うん、おはようノア
…?あれ?ノア…顔色悪い?
そんな事を思っていると、部屋の外が騒がしくなった
「姫様っ!無事ですか?!」
急に扉が開き、部屋に入ってきたのはコンフィーヌ、さらに数人の兵
「な、何?!」
扉を勢いよく開けた音にメルンが目を覚ました
えっと…何が起こってるの?
「ノア…お前…夜な夜な姫様の部屋に忍び込むとは…なんてヤツだ!」
はぁぁ?!
それは、昨日のコンフィーヌでしょ?!