3つの視線、1つの物語
メルンの幸せ
舞踏会が終了して、ノアがメルンを部屋に送る
「では、姫様。お休みなさいませ」
「うん、ノアありがとう」
そう言って、メルンが扉を閉めようとした時…
「あぁ、そうだ!言い忘れてました」
「ん?」
「今日の姫様のドレス良くお似合いです。とても可愛らしいです」
「ぇ…」
一瞬にして真っ赤になるメルン
そんなメルンを見て、ノアは小さく笑って"お休みなさい"っと言って去っていった
「あ、あんなの…ズルイよぉ…」
扉の前でへたり込むメルン
ノアの言葉に蕩けてしまったらしい
正装したノアにあんなこと言われたら…
まぁ、こーなるよねー