3つの視線、1つの物語
「コンフィーヌ…コレはどーゆうことだ」
他国に出張していた王様が帰還したもよう
娘の変貌に驚いている
「申し訳ございません…私の不注意です。お見合い相手の男性が少々難ありだったもので…姫様が男性に拒絶反応を示すように…」
不注意…だってさ
不注意で何回もダメ男を選びますか?
しかも、王様不在の時限定でね?
王様…
そろそろ本当にこの男の正体に気付きましょうよ
「うーん…このままではマズイな。こんな状態のメルンでは嫁にも出せんし、婿さえも貰えん」
頭を抱える王様は、ブツブツ何かを呟きながらメルンの部屋を出て行った
そして、その後にコンフィーヌも続き部屋が静かになった