君が冷たい理由。【完】









音と同時にシールが出てくる。










「あ、出てきましたよっ」



「んじゃ行くか」



「え、どこに…」










私の返事も聞かずに手を握ってさっさと歩き出す。








色々なお店を抜け、着いた先にはつい先日オープンしたクレープ屋さんがあった。









「あ、…」



「甘いもん好き?」



「大好きです!」



「何がいいか選びな」







そういってメニューを渡してくれる。



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