君が冷たい理由。【完】
「大丈夫。陸と太陽くんのことは私に任せなさい!」
「凜~…っありがとう!でもどうやって誘おう…」
「今日スキー場行く予定でしょ?私たち」
「うん。スキー場行ってご飯食べてホテルに戻ってくるんだよね」
「そうそう。その近くにねスケート場があるの。そこ2人で行ってきなさいよ」
テキパキとメイクをこなしていく凜。
「スケート?私できないよ?」
「だからいいんじゃない!そこで可愛く教えてもらってきなさい!」
「えぇ!?」
…もうそれ無理やりなんじゃ…
「心の距離もっと深めて、お互いにしらなきゃね」
「そ、そっか…」
「楓、あんたからちゃんと話しかけるのよ」