君が冷たい理由。【完】


「んーっと…」



「あ、俺C組。」

「私も」

「え、うそ!!じゃあ私は!?」


身長が149センチの私には人が多い掲示板は見えないのだ。



「んー。あ、あんたBだわ」

「えぇ!?」

「…ふふっ嘘嘘。全員一緒よC組」

「もう!!凜てば!!」

「少しでも焦ってくれないと私も陸も大変ですから~」



凜は笑いながら昇降口へ向かう。
その後に続いて私と陸も向かう。



「あ、ねえてかさ」

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