ギャンブルワールド
競輪場に着くと嵐達は今日のレースの予定を見る。


誰がいつ走るのかそれを確認する…と言ってもこの世界の競輪なんて初めてだから、誰が人気なのか、調子が上がってきているのかをまず調べなきゃいけない。



だが澪は着いたら、周りをキョロキョロ見て車券を買いに行った。



(普通何も調べずに買いに行くかね?あんまりギャンブルに向いていないのかもな。)




そう感じた嵐はスポーツ新聞を手に取り、誰が人気なのか調べてみる。

競輪の情報はスポーツ新聞に載っている事が多く、これを見て選手の調子がどんな物が予想する。


一通り見た嵐も予想を決めて車券を買いに行く。




その時、澪が戻ってくる。

手には先ほど買った車券がある。

「アレぇ?嵐さん今から買いに行くの?遅くないですか?もうすぐレース始まりますよ。」


「俺はちゃんと考えているからな。ギリギリまで考えて買いに行くんだよ。」
そう言い、駆け足気味で走りながら車券を買いに行く。




嵐が買いに行った時、販売終了の直前であった。


「この車券を10枚頼む。」


そう言い嵐は受け付けのお姉さんに車券を貰う。

車券を買い、澪がいるところに戻った嵐。


「ギリギリ買えたんだね。買えないと思ったよ。」

「馬鹿だな。俺はちゃんと時間を見て買ってんの。とりあえずこれから始まるレースでも見ますか。」



そう言い、嵐と澪はレースが行われるレース会場へ向かう。



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