オバさん娘・三浦幸子の恋
 私は勇気を出して返事をした! 

「もしもし! 幸子です!」

 …じゃなくて!

 電話を切り、メールも電話も着信拒否した。
 無我夢中になって、その作業を行う私。
 終わった時は我に返り、言葉では言い表せない虚しさだけが心に残ってしまった。

 以来、秋山さんから何のアクセスも来ない。

 もう何の連絡も来ないだろう。
 私から秋山さんへの思いを断ち切ってしまったのも同然である。
 一方的にフッたと言ってもイイ。

 ふう!

 何だか疲れちゃった!

 今日はもう、寝る事にしよう。

 気分はグッタリだし!


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