オバさん娘・三浦幸子の恋
「余計な御世話ぁー! 私の性格をとやかく言われるのが、スッゲー頭に来るぅ」
「だったら直せよ、悪い所はよぉ」
「ウルサい!」
「三浦さんはお前みたいに、カッカして興奮したりしねーぞ」

 顔をしかめ、不愉快な態度を示す蓑口さん。

「三浦さん三浦さんって! なーんであの馬鹿女をヨイショするのぉー!?」
「不愉快?」
「名前を出されただけでもムカムカ来ちゃう! アタシより、あの馬鹿女がイイんだよってカンジ」
「なーんでそう、三浦さんを馬鹿呼ばわりする? 彼女に何か恨みがあるのか?」
「恨みなんてない。単に目障りなだけ」
「目障り? なーんだそれ?」

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