心の傷と爪痕を辿って

「んな、何っ!?」

案の定麗奈は凄く驚いた顔で振り返った。


あたしは麗奈の耳元で

「周り見て。」

すると、
麗奈とあたしが通り過ぎた後の周りに居た人の怪しむ目線に気付いた。


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