心の傷と爪痕を辿って

麗奈は鞄からペンと紙をだして、
何か書いてる。

「何し…」






「でーきたぁ!!」


何してるか聞こうとしたら突然でかい声を出した。



「…何が?」

「いーからいーから。」

と、ニコニコしながらあたしの胸ら辺にさっき何か書いてた紙をテープで貼って来た。



「あぁちょっと!」

いきなりあしを前にして
背中を押して来た。


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