午前一時の憂鬱


彼の気まぐれで、思い出したかのように突然私の部屋に来る。




「リーナ」




スッと肩に手を回し、後ろから抱きついてくる彼氏、ショウタ。






軽く首筋に唇を落とし、吐息をかける



生暖かいそれがかかり、とたんに熱くなる頬






「リナ、かーわい」



言葉を延ばすのはショウタの癖




唇を動かす度、擽られるような感じがしてくすぐったい。














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