俺が一生愛してやる!!
「おう、辞めてしまえ。学校行くにも金かかるしな。それに千夏も高校生だし、体売ったらいい金になるしな。」
酔った赤い顔で、私の体をマジマジと見つめながら本気で言い放ったお父さん。
私は何の為に生きているのだろうか?
私は誰かの役に立っているのだろうか?
私は何かの役に立っているのだろうか?
私の存在価値って何?
私は…。
空を見上げながら頭の中で考えているとふと何かを感じた。
視線?
その感じた視線に目を向けると、同じ学校の男子生徒2人がこちらを見ている。
いや、見ていたようだが私が目を向けると即座に目を逸らした。
その男子生徒2人は何やらヒソヒソ話しながらすぐに離れて行った。
そうだよね。
私なんかと目が合ったらそれだけで貧乏菌がうつるよね…。
不幸菌がうつるよね…。
誰だって。
私みたいになりたくないよね…。
ゴメンナサイ。
目を合わせた私が悪いのです…。
謝りますから。
だから。
だから、そっとしておいて下さい…。