喫茶人形 〜メイドの恋〜



ふざけてる途中に
いきなりの…言葉 ―――



青いタオルの透き間から
真っすぐに…私を見てる…目


とまったままの私を置いて…
自分で頭をふきながら
リョウスケは窓から
車の奥に、手をのばした…




「これやる」


「―――― !?」


「ユキナには、デカ過ぎるか」




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