私の好きな人
「辰也、大丈夫か…?」
いつの間にか隣にいた照が
心配そうな顔で俺を見て言ってきた
「……遥さんと遊んでいたんじゃなかったのか?」
「なに言ってんだよ?
辰也が部屋から出て行って三時間は経ってんぞ?
もちろん遊ばせてもらったけどよ…」
辺りを見渡すと、暗くなりつつあった
もうこんなに経っていたのか…
「……遥さんは、どうだった?」
「……いや〜
マジ遥さん最高だわ〜
何回ヤっても飽きないっていうか〜
気づいたら、こんな時間になってた」
照は満足そうに遥さんを抱いた感想を言ってきた
あのままでも使えるってことか…?
いや、ダメだな…
あんな拒絶反応出ていたら…
ある程度のヤツは簡単に落ちるかもしれないが…
気難しいヤツには、気分が悪くなるだけだ…
やはり…
昔の遥さんに戻ってもらうしかないな…