私の好きな人
私はすぐにその場から逃げようとしたが…
周りには、いつの間にか多勢の男たちが私を囲んでいた
「さすが…
俺が気に入っただけはある
だがな…」
私は腕を掴まれ床に勢いよく身体をぶつけた
「勝手に逃げ出すのは許さねぇよ」
「……っ…」
腕を拘束され、私の背中に男が乗った
「躾を怠ると、こうなるからいけねぇ
辰也には悪いが…
逃げ出す気力がないくらい躾しないとな…」
男は多勢見ている中で私の服に手をかけた
「…いやっ…」
「うるせぇ」
男は私の顔を殴り、服を脱がした
慶都…
慶都…慶都…
私は頭の中で慶都の名前を呼んだ