私の好きな人

「夕也っ!
遥がどこにもいねぇ!!」

「えっ⁉︎」


昴は焦ったように俺に言うと…


「おい、てめぇ!!
遥をどこにやった!!」


慶都さんが殴ったから意識を手放している男に追い打ちをかけるように
昴は、男を殴って叩き起こそうとしていた


「昴っ!ちょっ、落ち着け!」

「おい!起きろよ!遥をどこにやった!」


あーあ!もう!
なんでコイツは俺の話しを聞かないんだ!!


「一旦、俺の家に連れて行くぞ
あとは親父に任せよう」

「ちっ」


昴は俺を睨むと舌打ちして、転がっている男たちを連れて行った


なんで俺を睨む…
一応、俺は総長なんだからな…


俺はため息を吐くと慶都さんと残っている男たちを連れて家を出た

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