私の好きな人
「親父……」
「昴、俺たちで遥さんを助けよう
きっと遥さんは助けがくるのを待っているから…」
夕也くんは俺に気を遣ってくれたのか
昴と俺を離して、鳳凰のみんなで助けようと言っていた
「親父…
俺はあんたを認めねぇよ
こんな弱いあんた…
アイツにはやれねぇ!!
行くぞ、夕也」
「あっ、おい…」
昴と夕也くんは部屋から出て行って
一ノ瀬組に向かった
「……ははっ。
さすが俺たちの息子だ…
強いなぁ…」
いい息子をもったよ、俺は…
遥や俺を凌ぐくらい
強い心をもった子だよ…