私の好きな人
「じゃあ、俺は帰るよ
また、なんかあったら言って
これさえ払えばやってあげるから」
良太さんは手を振って帰ると
指でお金をつくりニヤっと笑いながら帰って行った
お金でこんなことが解決するくらいなら
いくらでも出しますよ…
「遥さん、では最初にやってほしいことがあるのですが…」
「えぇー、もう仕事〜??
僕、少しは遊びたいなぁ〜」
遥さんは、子どもみたいに駄々をこね始め、俺に微笑みかけた
さっそく
俺を落とす気ですか…
「何がしたいんですか?
なるべく早く終わらせてほしいんですが…」
「もちろん…辰也くん♡」
はぁ…
やはり…
こうなるか…