私の好きな人
女同士の集まり
〜 雫 視点 〜
「お兄さ〜ん!
もう一杯ちょうだ〜い?」
「は、はい…っ////」
お母さんは、飲み過ぎてか分からないけど顔を真っ赤にさせながら店員を呼んでいた
店員は男だったため…
お母さんの赤い顔と色気にドキッとしていたのか、店員までも顔を赤くしていた
また、誘惑してるよ…
無意識って怖い…
お母さんは、お父さんと浮気はしないと約束していた
だから、むやみやたらに人を誘惑せずにいた
「遥、飲み過ぎだよ…?」
「うるさいなぁ〜
僕がどんだけ飲もうが口出さないでよ」
蛍さんは、お母さんが飲むのを止めていたが…
蛍さんの言うことを聞くわけでもなく…
どんどん店員に酒を持ってこさせていた
「蛍さん、大丈夫ですか…?
顔真っ赤ですけど…」
「私、あまりお酒強くなくてね…
ちょっと飲み過ぎちゃったみたい…」
お母さんと同じくらい顔を真っ赤にさせていた蛍さんは…
苦笑いしながら、お水を飲んでいた
「雫〜
もっと飲まないとぉ〜
折角、飲みに来たんだから〜」
「私未成年だから、飲めないって…」
お母さんは私の肩に腕を回すと…
頼んだ酒を私に渡してきた
まだ18なの…
お母さん、分かってるのかな…?