私の好きな人
「離してくんない?
僕ら気持ちよく飲んでいたんだけど?」
お母さんは男たちに冷たい表情をして
お母さんの肩に抱きついている男を離れさせた
『俺らがもっと気持ちよくしてあげるよ?』
あとの男たちが私と蛍さんの隣に座り
気持ち悪い顔を近づけてきた
『ね?ここじゃあれだから…
外に出て場所変えよう?』
「離せって言ってんだろ!
僕に触るな!気持ち悪い!!
あと、お前!
僕の娘に少しでも触れてみろ!
絶対に殺すからな!」
お母さん…
お母さんは、私の近くいた男を指差して
怖い顔で睨みつけていた
『えっ…娘!?
若っ!!
じゃあ人妻ってこと?
なんかそそるよね〜?』
男はお母さんの怖さが分からないのか…
ベタベタとお母さんの身体を触っていた
ヤバい…!!
お母さんが本気になったら、マジであんたら殺されちゃうよ!?
「おい、てめぇ…
遥になに触ってやがる」
お母さんの後ろから、怖い顔で男を睨んでいる人がいた