私の好きな人
「あっ…昴〜!!」
「お兄ちゃん!?」
「昴くん!?」
お兄ちゃんはお母さんを気持ち悪い手で触っていた男の腕を掴み、男を殴って吹き飛ばした
『おい、まさか…
昴って…鳳凰の副総長…大谷 昴か!?』
残った二人が怯えながらお兄ちゃんを見ていた
「おい、やりすぎだって昴…」
『……!! 如月 夕也!!』
あっ…夕也くんもいたんだね…
「早く逃げないと、マジであんたら殺されるよ?コイツに」
『ひぃぃい!!』
男たちは、怖い顔で男を睨んでいるお兄ちゃんを見て恐怖し、すぐに店から出て行った
「アイツら金払ってんのかな…?」
「どうしたの、夕也
なんでここにいるの?」
蛍さんが私も聞きたいことを夕也くんに言ってくれた