私の好きな人
慶都は今日私の家に泊まる
だからゆっくりと慶都と過ごせると思っていたら…
「雫。ちょっといいか?」
「ん?なに、お父さん。」
お父さんが私の部屋をノックしてきた
私は部屋のドアを開けた
「慶都なら、今お風呂だよ?」
「いや、慶都さんに用事じゃないんだ…
ちょっと雫に言いたいことがあるんだ…」
お父さんは、なにか思いつめたような顔をして私を見ていた
「どうしたの…?」
「ちょっと、ここじゃ…
俺らの部屋に来てくれるか…?」
なに…?
お父さん、どうしたんだろ…
私はお父さんの態度に不安を持ちながら
お父さんと一緒にお父さんの部屋に向かった