私の好きな人

なんで…
あの女ならともかく…

お父さんまで
慶都との結婚に反対するの…


今までは反対してこなかったのに…
なんで…!


「…? 雫…?
どうしたの…?」

「慶都…」


慶都がお風呂から上がったみたいで
泣いている私を見て驚いていた


「慶都…!
絶対に明日結婚しよう…っ!」


私は慶都に抱きついて言った


「雫、一体どうしたの…?」

「慶都、結婚してくれるよね…⁉︎」


私が必死に結婚しようと言っているのを見て、慶都は優しくフッ…と笑い


「もちろんだよ
この時をずっと待ってたって言っただろ…?」


私はその言葉を聞いて安心して
そのまま慶都に抱きつきながら寝てしまった


慶都…
絶対に結婚しよう…

好きだよ、慶都…

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