私の好きな人

〜 慶都 視点 〜


「雫?」


雫は俺の腕で眠ってしまい
俺は、雫の部屋に運んでベッドに寝かせた


「…けい、と…」


雫は寝言で俺の名前を呼んでいた


「…大丈夫だよ、雫
絶対に結婚するから…「俺は反対です、慶都さん」


俺が雫の頭を撫で涙を指で拭いてあげていたら、司が部屋に入ってきて俺の言葉を遮った


「……雫が起きちゃうから
違う場所で話そうか、司。」


俺はニッコリ笑って司に言うと…
司は苦い顔をして頷いた

< 34 / 234 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop