私の好きな人
〜 慶都 視点 〜
「雫?」
雫は俺の腕で眠ってしまい
俺は、雫の部屋に運んでベッドに寝かせた
「…けい、と…」
雫は寝言で俺の名前を呼んでいた
「…大丈夫だよ、雫
絶対に結婚するから…「俺は反対です、慶都さん」
俺が雫の頭を撫で涙を指で拭いてあげていたら、司が部屋に入ってきて俺の言葉を遮った
「……雫が起きちゃうから
違う場所で話そうか、司。」
俺はニッコリ笑って司に言うと…
司は苦い顔をして頷いた