私の好きな人

〜 慶都 視点 〜


「遥、本当に司でいいの?
一度遥を裏切ってるヤツだよ?

俺なら、絶対に遥を裏切らない。」

「慶都さんっ!」


俺がそう言うと、遥は身体をビクビクと震え始めた


「……僕を裏切る…?
また、司は僕じゃなくて…

蛍の方にいくの…?」


遥は怯えた目で司を見ていた


「遥、違う!
俺は蛍さんのとこには…「嫌だ!僕に触るな!」


司は遥を安心させようとしたのか抱きしめたら、遥は司の身体を押し拒絶した


「…嫌だ…嫌だ…
蛍を好きになる司なんて…

僕は…」

「…待て、遥!」


俺は遥が心から離れて俺のとこに来ると思ったら…
遥はリビングから出て、階段をのぼって行った

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