桜の舞った夜ー運命<サダメ>ー Ⅰ(番外リク受付中)
笹長「……へぇ…ここまで来るのにそんなに時間はかからなかったんだなぁ?」
「…おかげさまで」
笹長「チッ……(役立たずが……ボソッ」
俺の言葉に舌打ちをしたあと、笹原は小さく何かを呟く。
距離も遠いため俺の位置だと聞こえないと思ったのだろう。
だが俺は人一倍聴覚がいいため、バッチリと聞こえた。
「ピクッ)…あ゛?てめぇ、今なんつった?」
笹長「ビクッ)…はっ(笑)役立たずに“役立たず”って言って何か悪いか?
ザコなんだから仕方ねぇだろ?ははっ」